interview04

機械設備工事 / 真鍋 公一さん
世の中を快適にする仕事。引き渡した瞬間、苦労も吹き飛びます。
機械設備工事 / 真鍋 公一さん
仕事の内容について教えてください。
機械設備・空調設備などの設計・施工管理を行う会社に勤めています。
私の仕事は設備工事の施工管理で、主に安全管理・品質管理・工程調整・原価管理などを行っています。
新築工事や改修工事には約1年~1年半かかります。これまで半導体工場、医薬工場、製紙工場、病院などの工事に携わらせていただきました。
この仕事に就いたきっかけは何ですか?
以前から建物、機械、車など、何か「ものをつくる」仕事がしたいと考えていました。就職活動で卒業生の就職先を調べていた時、強く印象に残ったのが現在勤めている会社でした。
入社してからの話ですが、私の地元の工場の建設や保全にうちの会社が関わったり、私が携わっていた現場に小学生の頃にお世話になった少年野球のコーチが職人さんとして来て一緒に仕事をしたりということがありました。入社のきっかけを考えると、やはりこの会社とは何かご縁があったのかなと思っています。
今までの仕事で印象に残っていることは?
数年前に短工期の大きな建設プロジェクトで、職長会の会長をやらせていただいたことが強く印象に残っています。
安全グループ、環境グループ、イベントグループなどに分かれて、男だらけの現場に花壇を設置したり、職長軍団で安全パトロールしたり、焼肉大会を催したり、本業そっちのけで活動していたのですが、その結果、職種の垣根を越えて一致団結することができました。短工期のプロジェクトが成功した要因の一つには、職長会の活動を通して生まれた“一致団結”があったのではないかと思っています。仲間や他の職種の方々に支えられながら、忙しくも楽しく仕事した日々が今でも鮮明に思い出されます。
機械設備工事 / 真鍋 公一さん
機械設備工事 / 真鍋 公一さん
仕事で大切にしていることは何ですか?
工期を遵守し、なおかつ顧客の要求に応えることができる設備を提供するためには、問題や課題から目をそらさず挑戦することが大切だと思っています。
工事の途中は、問題や課題の解決に苦労する場面もありますが、試運転がうまくいき、無事に引き渡しを行えた瞬間は、今までの苦労が報われたような何とも言えない達成感を味わうことができます。
不思議なもので、引き渡してしまうと、苦労したことや失敗したことも笑い話になってしまうんですよね。
趣味は何ですか?
子どもの友達家族と、バーベキューや旅行をすることです。小学校低学年の子どもたちなんですが、虫捕りや野球など、昔を思い出しながら私も一緒になって遊んでいます。楽しそうに精一杯遊ぶ子どもたちの姿に癒されますね。
最近は新型コロナウイルスの影響でバーベキューも旅行もできていないので、収束したらまた楽しみたいと思っています。
建築業界を目指す、若者へメッセージ!
建築業界は、かなり働きやすい環境になってきていると実感しています。
現場施工管理者や技術者の負担を軽減するために、現場支援体制もここ数年でかなり手厚くなってきています。休暇についても、4週7休を推進するだけでなく“休みやすい環境づくり”も進められています。
最先端の技術や工法に触れることができる建築業界は、日々変化があって、やりがいを感じながら飽きることなく働ける仕事場です。一緒にがんばってみませんか。
機械設備工事 / 真鍋 公一さん

interview03

電気設備工事 / 有安 輝展さん
建物が完成した時の喜びを関わった全員で共有できるのが醍醐味。
電気設備工事 / 有安 輝展さん
仕事の内容について教えてください。
電気設備工事の仕事をしています。電気工事は、お客様が直接見られる照明器具を、建築意匠の方と一緒に内装の仕上がりを考えながら取付け方法を選択していく仕事です。
照明器具を点灯させるには、各所に電気を送電するための大型変電設備の設置やケーブル工事も必要です。最近、大型変電設備の設置が多くなってきているのですが、その設置工事計画を立てるのも私たちの仕事のひとつです。躯体工事・機械設備の方と一緒に最適な変電設備機器の配置を検討します。
建物の用途によってはライフラインのひとつになりますので、工事計画・施工中はもとより高圧送電前には特に慎重になりますね。初めて送電する時、大きな音ととともに変電設備に送電されるのですが、この独特の音を聞くと施工中の疲れも吹き飛びます。
この仕事に就いたきっかけは何ですか?
会社のパンフレットを見たのがきっかけです。今、この仕事に就いて30年が経とうとしていますが、何事も出会いが大事だと改めて感じています。
入社後は、もともと興味があったこともあって少しずつ仕事に慣れてゆきました。周囲の方の温かいご指導をいただきながら、今日に至っています。出会いが多い業種ですので、仕事をしているうちに知り合いが多くなったのもよかったと思っています。
今までの仕事で印象に残っていることは?
25年ほど前に携わった工事で、約2年間材料の搬入・搬出および廃棄物の搬出を朝から晩まで行ったことが印象に残っています。当時は夢中でした。
“ゴミ出し”に明け暮れた日々でしたが、夕方からいろいろな業種の方との楽しい反省会が待っていたので頑張れました。今でもその方々とは交流があります。
電気設備工事 / 有安 輝展さん
電気設備工事 / 有安 輝展さん
仕事で大切にしていることは何ですか?
まずは安全です。自分自身がケガ・病気をしないことはもちろんですが、まわりの方にもケガがないことが大事です。そのため、安全活動には特に力を入れています。
次に大事にしていることは、コミュニケーション。今はツールはたくさんあっても自分の意見が言える人は少ないので、なかなか思うようにいきませんが、粘り強く頑張ろうと思っています。
「あきらめない」「継続する」という姿勢も大切にしています。建築業界の仕事を習熟するには時間が必要です。長く現場で仕事をしていても、「納得できる仕事をした」と言える工事は、そう多くはありません。それでもあきらめず粘り強く継続してゆくことが大事だと思っています。
趣味は何ですか?
旅行とウォーキングです。旅行は年3回程度。ウォーキングは近場が中心ですが、遠出をすることもあります。現場が遠く離れた場所の場合は、その周辺の散策をします。どの土地にも歴史があり、石碑などがあって、それを見ると古に想いを馳せたり感慨深いですね。
建築業界を目指す、若者へメッセージ!
建物は多くの方が携わって完成されます。完成したときの喜びを、関係した方全員と共有できるのがこの業界の醍醐味です。
ここ数年、作業環境もたいへん良くなってきています。暑さ対策や休憩所・トイレなど、普通のオフィスビル以上と思えるときもあります。やさしい先輩も多くいらっしゃいますし、昔と違って一から全て教えていただける環境がありますので、ぜひ興味を持っていただきたいです。
電気設備工事 / 有安 輝展さん

interview02

電気工事 / 吉信 博樹さん
最初に照明を点灯するのは私たち。建物本来の姿を見られる瞬間に立ち会える仕事です。
電気工事 / 吉信 博樹さん
仕事の内容について教えてください。
電気設備(電気屋さん)の現場代理人をしています。現場代理人は、文字通り任された現場を依頼された会社の社長の代理となって管理する仕事です。当社では現場着工時の施工計画、安全管理、品質管理、工程管理から現場予算の管理まで、電気設備における全ての業務を任されています。多いときには10社を超える協力会社さんや建物を施工する他業種さんとの調整を行い、電気設備を完成させます。
現在は主にゼネコン設備担当者さんとの打合せをもとに、工期全体の設備工程調整、施工図、機器仕様の確認、現場の予算管理等を行っています。
さらに私とともに現場管理をしている担当者のとりまとめや指示を行うなど、現場で実際に施工している電工さんたちの仕事に支障が出ないよう日々調整を行っています。
この仕事に就いたきっかけは何ですか?
子どもの頃、プラモデルやラジコン作りが流行っていて、その工程には電池を使っての電源配線や電球を光らせる作業がありました。その頃から電気や配線に興味を持っていたように思います。
この仕事に就くと決めたのは学生のときです。親戚に電気屋さんがいて、実家の照明器具を手際よく増設する姿を見て、単純に「カッコイイ!」と思ったのがきっかけです。
今までの仕事で印象に残っていることは?
私が現場代理人として管理をした建物のことは、全て印象に残っていますが、やはり電気を受電し、建物に明かりに灯す瞬間ですね。
建設現場では、電気設備工事が終わるまでは仮設照明を取り付けて作業をしています。どのようなデザイナーが設計した建物でも、最初に照明を点灯し、建物本来の姿を見られる瞬間に立ち会えるのは、われわれ電気屋だけです。その瞬間は何とも言えない満足感と優越感を感じて、それまでの苦労が吹き飛びますね。
今でも最初に電気をつけるのは自分と決めています(笑)
また、現場の施工が終わり、一緒に作業をしてもらった電工さん達から「またいい仕事があったら呼んでよ」と言われた時も同じように満足感を感じますね。職人さんには自分のミスで迷惑をかけ、叱られることも多いのですが、最後にそう言われるととても嬉しいです。
電気工事 / 吉信 博樹さん
電気工事 / 吉信 博樹さん
仕事で大切にしていることは何ですか?
建築現場で働く人は皆同じことを答えると思いますが、大切にしているのは人と人の繋がり、コミュニケーションです。
電気工事は建物ができる前の基礎工事から最終引渡しの時まで、ほぼ全ての業種の方々と調整・協力しながら工事を進めてゆきます。お互いにコミュニケーションをとることは、仕事はもちろん現場で施工される職人さんの安全作業にも繋がると思っています。
日頃の業務では、常に自社の担当者や電工さんに気持ちよく仕事を行ってもらえるよう意識しています。時には自分のミスで苦労をかけたり、意見が合わずに対立したりもしますが、竣工して何年か経ち、現場を通りかかった時に 「忙しかったけど楽しい現場だったな」 と一緒に働いた仲間全員に思ってもらえるように、日頃のコミュニケーションを大切にしています。
趣味は何ですか?
特にありません。仕事が趣味みたいな感じですかね。仕事仲間と一緒にお酒を飲みながら愚痴を言い合ったり、現場や会社の話をしているときがいちばん元気かもしれません。それくらい今の仕事が自分に合っている。カッコよく言えば “誇り” を持っているのだと思います。家族には笑われていると思いますけど(笑)
建築業界を目指す、若者へメッセージ!
建築業界の職場環境は、ひと昔に比べるとかなり改善されていますが、正直なところ他業界に比べるとまだ3K(きけん・きつい・きたない)のイメージがあるのは否めません。しかし、何もないところから建物を造り、竣工した時の達成感は、他では絶対に味わえないものだと思います。だからこそ全ての業種の方々が自分の仕事に誇りとプライドを持ち、協力し合って日々建物をつくっているのではないでしょうか。
最初は叱られることが多くて辛い時もあるかと思いますが、それを乗り越え、建物が完成した時の達成感をぜひ味わって欲しいと思います。
電気工事 / 吉信 博樹さん

interview01

機械設備工事 / 山口 豊さん
技術を習得し感性を磨くことで、活躍できる場面が広がるはず。
機械設備工事 / 山口 豊さん
仕事の内容について教えてください。
私の会社では給排水衛生設備、空調設備、防災設備、特殊設備など、機械設備全般の設計から施工、施工管理を中心に行っています。
私の仕事は施工管理で、書類や施工図作成、現場の工程進捗や品質管理などを行っています。
この仕事に就いたきっかけは何ですか?
もともと体を動かすことが好きだったことや親戚の影響もあって「将来は建築業界に勤めたい」と思っていました。高校の設備システム科、専門学校の建築学科に進学したことでさらに興味を持つようになり、機械設備工事の仕事に就きました。
今までの仕事で印象に残っていることは?
今まで着任した全ての現場です。スムーズに仕事ができた現場や苦労した現場など様々ですが、全ての現場に思い入れがあり、「自分が作り上げた作品」としてしっかり印象に残っています。
機械設備工事 / 山口 豊さん
機械設備工事 / 山口 豊さん
仕事で大切にしていることは何ですか?
建築現場では、機械設備工事だけでも多くの専門工事業者が連携して作業を進めています。プロとしての技術を駆使した誠実な仕事を積み重ねることで、お客様に質のいい設備をお渡しできるよう心がけています。
趣味は何ですか?
読書、映画鑑賞、スポーツ観戦のほか、自分自身の健康管理のためにランニングなどもしています。
建築業界を目指す、若者へメッセージ!
設備工事は着工から竣工まで工事に関わる期間が長いため、仕事内容も濃く、仕事量も多いのが特徴です。それだけに、長い期間を経て出来上がってゆく姿を見続けてきた工事が完成した時はとても感慨深く、心から感動します。
近年はITや高度なCADを活用した技術も多く採用されるなど、働きやすい環境に変化してきていると感じています。技術を習得し感性を磨くことで、活躍できる場面が多くあると思いますよ。
機械設備工事 / 山口 豊さん