ガラス工事 繊細な計画と施工が必要
建築物には必ずガラスが存在します。外壁の窓には必ずガラスが入りますし、内装材としても鏡などガラスは使われます。そんなガラスを取り付けるのがガラス工事です。
近年大型のプロジェクトでは、大きく厚いガラスが使用されるようになってきました。その大きさや重量によっては人の力だけでは施工できず、専用治具を用い、クレーンなどの揚重機械を使って施工することも多くなってきています。とはいえ、ガラスは割れ物なので慎重に扱わなければならず、繊細な計画と施工が必要な仕事です。
一口にガラスといっても、厚さや大きさはプロジェクトによって様々で、取付工事を行う前には綿密な打合せが必要となります。近年の技術進歩によって多様なガラスを扱わなければならないため、最新のガラスに関する知識も必要です。
また、ガラスは見た目以上に重いので、いくら機械化が進んでいるとはいえ割れ物のガラスを扱う際は、まだまだ人の手で行う場面が多いのです。つまり知識と繊細さ、そして力が必要な職種ではありますが、建築物が完成した時にこのガラスは自分で施工したという達成感は、ガラス工事のやりがいであり誇りです。
