金属製建具工事 ミリ単位の精度が必要

建築物を見たとき、あなたは何が目に入りますか? 「窓」や「扉」が一番最初に目に入るという方が多いと思います。そうです。特殊な用途でない限り、ほとんどの建物に窓や扉が取りつきます。その設計・製作・取付を行うのが金属製建具工事です。建築を構成する重要な工事の一つで、建具の材料にはスチール・アルミニウム・ステンレスなどが用いられ、意匠性・性能・作動方式など建築物の用途や要求性能によって選定されます。
誰もが見る建築物の顔になるわけですから、その建物の印象は建具によって決められてしまう可能性もあります。その建具をミリ単位の精度で取り付けていく仕事が金属製建具工事です。

金属製建具工事

金属製建具工事は、他の仕上工事の職種において基準となる工事でもあります。また、建築物の内部と外部をつなげる部材となるため、取りあうものがたくさんあります。関連する工事が多いため、製作図の段階から他職種と連携しながら取り合いを作り込んでいかなければなりません。
内部と外部、多くの職種が絡み合うことから仕上げ工事の基準となる職種と言われ、そのため取り付けはミリ単位の精度で管理していかなければなりません。責任は重大ですが、すべての基準となり、ゆくゆくは建築物の顔となるこの職種はとてもやりがいのある仕事です。

金属製建具工事
金属製建具工事
金属製建具工事
金属製建具工事